頭蓋骨の整体で「頭の呼吸」を整えよう|たまプラーザ自律神経整体かんだや
頭蓋骨の整体で「頭の呼吸」を整えよう|たまプラーザ自律神経整体かんだや

・「頭の呼吸」ってなに?
・どうして頭蓋骨の整体をするの必要があるの?
・自律神経と関係あるの?
自律神経症状の改善には頭蓋骨の整体はとても大切です。
整体かんだやに来院され「眠れない!」と訴えていたクライアント様。
しかし頭を触れていると施術途中で寝落ちされる方もいらっしゃいました。
それだけ頭蓋骨の修正が大切ということです!
わたしが今まで施術した経験上「頭蓋骨に問題を抱えている人が多い!」と感じています。
そこで今回は「頭蓋骨」についてお伝えします。
たまプラーザの整体かんだや、院長の神田昌紀です。
~自律神経の乱れによる様々な症状でお悩みの方へ~
このブログを読まれているあなたは症状改善に向けて一生懸命に情報を集めているかと思います。
そして不安な気持ちを抱いておられる方も多くいらっしゃるかと思います。
そんなあなたの力になれれば・・・
と思い私が今までの経験で感じたこと、10年以上の臨床経験、10,000件以上の施術の中で感じたことや学んだことをお伝えしております。
私は症状改善のために知識をつけることはとても大切だと感じております。
それは私も実際に自律神経症状で悩んだ経験者だから・・
どうか読み飛ばさずにお読みいただけますと嬉しく思います。
➤院長プロフィール
目次
①頭蓋骨の役割
②2つの呼吸
③ストレスに注意
④頭を働かせるためのセルフケア
⑤整体と頭蓋骨

①頭蓋骨の役割
頭蓋骨の大切な役割。
それは「第一次呼吸」をすること。

第一次呼吸?なにそれ?
脳と脊髄は「髄膜」という膜のなかに
「脳脊髄液」という体液が流れています。
そして頭蓋骨が風船のように膨らんだり、しぼんだりする。
このときに脳脊髄液が循環することを「第一次呼吸」とよんでいます。
つまり脳脊髄液を循環させるために頭蓋骨は大切なポイントとなるのですね。
頭の呼吸に大切な頭蓋骨
あなたは「頭」は何個の骨でできているのか分かりますか?
よ〜く考えてみて下さいね。
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正解は23個(15種類)です。
さらに大きく分けると顔面頭蓋と脳頭蓋に分けることができます。
顔面頭蓋はその名の通り顔面の部分。
そして脳頭蓋は脳を保護している部分のことです。
このように頭はいくつものパーツに分けられて合わさったものを頭蓋骨と呼んでいます。
さらにたくさんの骨がパズルのように組み合わさっている「つなぎ目の部分」があります。
骨と骨の間にギザギザ線があります。そのつなぎ目のことを「縫合」と言います。

整体かんだやの自律神経整体では頭蓋骨のゆがみを修正するために
以上のような箇所をみていきます。
脳脊髄液の役割
- 脳や神経に栄養を運ぶ
- 老廃物を流す
- 外からの衝撃に対して脳や脊髄を守る
脳や神経に栄養を運ぶ・老廃物を流す
脳脊髄液は私たちが寝ているあいだに脳の老廃物を流してくれています。
そのため頭蓋骨の動きに制限がかかってしまうと良くありません。
なぜなら脳の老廃物も溜まり続けてしまうからです。
すると・・・
「疲労を感じやすい」
「めまい」
「うつ」
「やる気が起きない」など
いろいろな自律神経症状へとつながることになるでしょう。
外からの衝撃に対して脳や脊髄を守る
もしも脳脊髄液がなかったとしたら・・・・
「脳にダメージをうけるでしょう」
例えば・・・
あなたが道を歩いていて転んだとします。
そのとき、頭蓋骨のなかにある「脳」は衝撃をそのまま受けてしまいます。
これでは脳へのダメージが大きいでしょう。
しかし頭の中が脳脊髄液でみたされている場合。
転んだときの衝撃を和らげてくれるのですね。

例えるならば昔のお豆腐屋さんのような感じ。
むかし、お豆腐は水につかって売られていました。
- お豆腐→脳
- 水→脳脊髄液
- お豆腐と水が入っているケース→頭蓋骨
以上のようなイメージをしてもらえればと思います。
お豆腐がプカプカと水に浮いている。
(脳が脳脊髄液に浮いているイメージ)
すると外からの衝撃に対して脳を守ってくれるのです。
②2つの呼吸
- 頭の呼吸(第一次呼吸)
- 肺呼吸
あなたは「呼吸」というとどんなことをイメージするでしょうか?
ほとんどの人は
「息を吸う・吐く」
以上のようなことをイメージしますよね。
これは「肺呼吸」と言われるものです。

そしてもう一つは
先ほど「①頭蓋骨の役割」でも少し説明しました「第一次呼吸」
じつは頭蓋骨だけでなく「仙骨」が深く関係しているのです。
第一次呼吸は次のように脳脊髄液を循環させます。
頭蓋骨の動き+仙骨の動き
以上のように連動することで脳脊髄液の循環をうながします。
第一次という名前がついているくらいですから、とても大切な呼吸です。

私たちはお母さんのお腹の中にいる時は肺呼吸ができません。
しかし「第一次呼吸」はお腹の中にいる頃から行われているのです。
生きていくためには出産前から第一次呼吸が必要だったのですね。
ちなみに「肺呼吸」は「第二次呼吸」といわれています。
③ストレスに注意
脳脊髄液がスムーズに流れてくれるのは大切なことです。
しかし・・・
・心や体の緊張
・お仕事を頑張りすぎたり、、、
など日常生活でいろいろな原因でストレスを受ける。
すると第一次呼吸の機能が低下してしまうことがあります。
私がいままで多くの症状やクライアント様をみてきた経験からお伝えします。
「ストレスがたくさんある人ほど頭や首周りの筋肉がガチガチに固まっている印象が強い」
そこから頭蓋仙骨の動きに制限が出てきていると考えられます。
ひと言でストレスといっても人それぞれ違います。
心理的なストレス、タバコ、季節の変わり目、環境の変化、栄養の過不足、、、など
あなたにとってどんなストレスが一番負担となっているのか?
いま一度見直してみることも重要ですね。
自律神経を乱すストレスについてはこちらをご覧ください
④頭を働かせるためのセルフケア
前述で頭は「第一次呼吸」のために膨らんだり、、、とお伝えしました。
しかし動くのは約0.01㎜と言われています。
それだけ微細な動きですがそのわずかな動きがとても大切です。
けれど動かすにはどうすれば良いの?となりますよね。
そこで今回はどこでもできるセルフケアを紹介しますね。
先ほど「②2つの呼吸」では「第一次呼吸」と「第二次呼吸」についてお話しをしました。
実はこの二つの呼吸は連動します。
そこで第二次呼吸(肺呼吸)を使い第一次呼吸を促す方法があります。
それは「深呼吸」です。
頭の動きは微細なのでわからない方もいるかと思います。
チェック方法

- 【耳の上の側頭部に手のひらをそっとあてます】(左右両方)
※この時のポイントは手の全体で頭を包み込むような感じで触れて下さい。
上の写真のような感じです - 【頭の動きをチェック】
頭からの圧を手のひらに感じますか? - 【そのまま深呼吸をしてみましょう】
先ほどよりも頭からの圧を手のひらで感じやすくなります
これが連動している証拠です
※微細な動きのため分からない場合もあります。
また第一次呼吸の働きが低下している場合も動きが分かりづらいことがあります。
このように大きく呼吸をすることで第一次呼吸を促す手助けができますよ。
そのため呼吸が浅いとその分、頭蓋骨の動きも少なくなると考えています。
そして浅い呼吸は交感神経を刺激して体や心もの緊張にもつながります。
そのため副交感神経系を刺激する
深いゆっくりな呼吸。
深呼吸がおすすめです。
⑤整体と頭蓋骨
整体はボキボキ、パキパキするイメージを持たれていませんか?
「整体かんだや」ではソフトな刺激で施術を行います。
特に頭蓋骨の調整では強い刺激を与えることで頭が緊張してしまうと考えています。そのため第一次呼吸メカニズムの動きに制限をかけてしまいます。
頭の骨1つ1つには、それぞれ違う動きがあります。
整体を行うことでその動きを促します。
つまり整体はもともとあなたが持っている体の機能を取り戻すためのお手伝いを致します。
この記事を読んでいるあなた。
辛い症状でお困りだと思います。
もしくは周りでお困りの方がいるかと思います。
そんな場合はお気軽にご相談頂ければと思います。
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