不安な感情やパニックを感じた場合の対処|たまプラーザ自律神経整体かんだや
不安やパニック状態になると落ち着いていられません!
するとさらに不安が大きくなります!
体の変化も感じることでしょう!
・心臓がバクバク
・動悸
・息苦しい
このように不安と同時に身体の急激な変わりよう。

ヤバい!苦しい!
しかしどうすればいいのやら・・・
このようにお困りの方へ
今回は不安やパニックの対処法をお伝えします。
たまプラーザの整体かんだや、院長の神田昌紀です。
~自律神経の乱れによる様々な症状でお悩みの方へ~
このブログを読まれているあなたは症状改善に向けて一生懸命に情報を集めているかと思います。
そして不安な気持ちを抱いておられる方も多くいらっしゃるかと思います。
そんなあなたの力になれれば・・・
と思い私が今までの経験で感じたこと、10年以上の臨床経験、10,000件以上の施術の中で感じたことや学んだことをお伝えしております。
私は症状改善のために知識をつけることはとても大切だと感じております。
それは私も実際に自律神経症状で悩んだ経験者だから・・
どうか読み飛ばさずにお読みいただけますと嬉しく思います。
➤院長プロフィール
目次
①不安な感情と体はつながっている
②交感神経は「闘争・逃走」するため
③我慢することでエネルギーがくすぶる
④パニックと体
⑤不安な感情を我慢しない
⑥今、ここに意識を向ける
①不安な感情と体はつながっている
あなたは不安で心が落ち着かないときはどうしますか?
- 体をじっとしていられないので手足を常に動かしている
- 何回もトイレに行く
- 早口になる
- 誰かに触れていたくなる
「何か」をすることで私たちは少しでも《自分自身を安心》させようとします。
その「何か」とは多くの場合、《体の動き》をともないます。
私の経験上、たいていの人は
体を動かすことで不安を和らげるように対処しようとしているように感じます。
なぜなら不安を感じているときには交感神経系が優位に働いているからなのですね。
②交感神経は「闘争・逃走」するため
交感神経が優位に働くと体も緊張状態になります。
そのため心臓のドキドキやバクバクを感じやすくなります。
「不安を感じているとき」というのは自分にとって
《何か脅威になるものやストレスになるもの》がある場合ですよね。
すると体はストレスに対して
「逃げるまたは闘う」ことでストレスと距離を作ろうとします。
つまり「闘争・逃走」をしやすい体にするのです。

もう少し具体的に見ていきましょう・・・
「闘争・逃走」状態ではアドレナリンというホルモンも分泌します。
すると体は興奮して力も入りますね。
この時にエネルギーもたくさん必要になります。
そして身体はエネルギーを使い筋肉を固くする。
ひどいと呼吸筋を固くしてしまい息苦しさを感じることもあるでしょう。
③我慢することでエネルギーがくすぶる
交感神経が過剰に働くことでエネルギーがくすぶってしまうことがあります。
興奮状態なので
- 体を動かす
- そわそわするので歩く
- 貧乏ゆすりをする
このように動くことで心身ともに落ち着くことがあります。
しかし動くことができない場面もあるでしょう。
仕事中などはどうしても我慢が必要なこともありますよね。
しかしカラダは正直。
あなたが我慢したところで体は言うことを聞いてくれません。
あなたのくすぶったエネルギー(動きたいけど動けない状態)を強制的に動かそうとします。
その結果「体の動き」として
「動悸」や「過呼吸」「ふるえ」などの症状として
あなたの身体が筋肉を無理やり動かしているのです。
④パニックと体
パニックとひと言でいっても色々な状態があります。
- 突然息苦しくなる
- どうやって呼吸をしたらいいのか分からなくなる
- 動悸がする
- ツバを飲み込めない
- 呼吸が浅くなる
- なんかマズイかも・・と感じる
- 気持ち悪くなる
- ソワソワしてくる
- なんだか落ち着かない感じがする
こうなると多くの場合は頭の中で次のように考えます。

〜になったらどうしよう
このとき頭で考え思考がフル回転。
さらに悪い方、悪い方へとイメージしてしまいがちです。
すると、ますます不安になると同時に交感神経も高ぶってきますよね。
もちろん交感神経が過剰に働くと大きな体の変化も感じやすくなります。
例えば
夜寝る前でゆっくり過ごしていたのに、、、
- 息が浅くなる
- 汗が出てくる
- いきなり全力で走った後みたいに苦しくなる
- 血圧が高くなる
- 口の乾きを感じる
- 心臓がドキドキする
このような大きな体の変化を感じやすくなります。
また不安とパニックでお困りの人の多くは感情を我慢する傾向があります。
感情を我慢するときは体に力が入ります。
・大声で叫びたいくらい大きな感情が湧いたけれど息を潜めて我慢
・泣きたいけれど人前だからと目に力を入れて涙を我慢
同時に喉の筋肉もギュッと固くして我慢
このように我慢は体の緊張をつくります。
しかしいつまでも感情のエネルギーを出さないように体を緊張させるにも限界があります。
すると急な体の変化となることがあるのです。
普段から我慢が多い人は特に注意が必要ですよ。
⑤不安な感情を我慢しない
あなたは不安を感じたときに信頼して頼れるような人はいますか?
不安やパニックは感情のガマンとつながりがあります。
そのため不安な気持ちを言葉にしたり泣いたりして表に出すことが大切です。
例えば・・・
泣いてスッキリする人や大きな声を出してスッキリする人がいますよね。
これは「感情のガマン」というストッパーを外した行動。
感情により生まれたエネルギーを筋肉の運動として素直に表現できています。
《泣いてスッキリ・大声でスッキリ》あなたはどちらのタイプ?
泣いてスッキリする人は・・・
眼のまわりの筋肉が緩みます。
そして喉の筋肉も緩めて喉を開きます。
大きな声を出してスッキリする人は、、、
同じく喉の筋肉を緩めて喉を開きます。
そしてたくさんの空気を吸い込んでから大声を出すので呼吸筋の横隔膜もしっかりと使います。
このようにギュッと緊張した筋肉を使うことで不安の軽減にもつながりますよ。

あなたは上記のように
・泣いたり大声をだせる相手はいますか?
・受け止めてくれる人はいますか?
このようにあなたが感情をだせる場所や人が多ければ多いほど我慢も少なくなるでしょう。
⑥今、ここに意識を向ける
不安は頭の中でグルグルと未来のことを考えて

ああなったらどうしよう・・・
となりさらに不安になります。
そのため対処としては一回、頭を休ませてあげることが重要です。
具体的には体の感覚を感じることで頭を使わないようにします。
例えば ・・・

・いまどんな音が聞こえいますか?
・いま暑いですか寒いですか?
・左手と右手どちらが重く感じますか?
・どんな匂いがしますか?
このように今の自分自身の感覚に意識を向けます。
こうすることが不安やパニックの対処にもなるでしょう。
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