たまプラーザ整体|顔の筋肉使っていますか?
たまプラーザ整体|顔の筋肉使っていますか?
こんにちは。
たまプラーザ整体かんだやです。
今回は表情と自律神経についてのお話です。
2020年、日本でコロナウイルスがまん延し始めてからは
ほとんどの人はマスクが手放せない生活となりました。
マスクをつけると顔のほとんどは覆われています。
そのため口元や表情を作る筋肉の変化は相手からは見られません。
マスク生活や外出が少なくなることで表情筋を使うことが少なくなるケースがあります。
今回は表情と自律神経についてお伝えしますね。

①笑顔と副交感神経
②表情と免疫系
③赤ちゃんの笑顔
④ラフターヨガ
①笑顔と副交感神経
自律神経は交感神経と副交感神経があります。
そのうちの副交感神経はストレスに対して笑顔で対処することがあります。
ストレスと言ってもここではとても小さなストレス(刺激)のことです。
例えば初めての人と会うときにニコッと笑顔で挨拶をする。
このような場合に副交感神経系が優位になると言われています。
コロナで外出が減り人と会うことも減りました。
さらにマスクで顔はほぼ隠れている。
このようなことが影響して笑顔になることも少なくなることがあります。
そして表情が硬くなったと感じている人もいるのではないでしょうか。

②表情と免疫系
先ほどのお話では
「笑顔で副交感神経系が優位になりやすくなる」
とお伝えしました。
さらに副交感神経が優位になると免疫系にも影響が現れます。
自律神経は交感神経と副交感神経の働きにより体の様々な箇所を調整しています。
➤自律神経専門整体とは・・
【どうして自律神経を整えるの?】
上記ページにも記載してある表のように
交感神経系の働き、副交感神経系の働きは違います。
その中でも免疫系(白血球)についてみていきましょう。
まず交感神経が優位になると・・・
白血球の顆粒球が活躍します。
そのため細菌を退治してくれます。
副交感神経が優位になると・・・
白血球のリンパ球が活躍します。
リンパ球は主にウイルスを退治してくれます。

このようにウイルスに対処できるようにするには笑顔も大切な方法の一つなのですね。
また「笑う」ことでリンパ球の一種であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化するという事も分かっているようですね。
③赤ちゃんの笑顔
ここまでのお話では「副交感神経は笑顔と関りがあります」とお伝えしました。
さらに副交感神経は優しさとも関りがあります。
つまり笑顔と優しさこの2つも関りがあるのです。

ここで一つおもしろい実験を紹介します。
この実験は心理学者のリチャード・ワイズマンが「落とした財布が戻ってくる条件」について調べたものです。
いくつかの財布を人が行きかうような場所に落とします。
その財布の中にはあるものを入れていました。
子犬の写真や家族の写真。
また老夫婦の写真や笑顔の赤ちゃんの写真。
献血証明書や寄与証明書など
これらが入った財布で一番戻ってきた割合が高い財布はどれだと思いますか?
結果は「笑顔の赤ちゃんの写真」が入った写真でした。

笑顔は副交感神経を優位にさせる。
同時にやさしさも生むと感じさせられる実験ですよね。
交感神経が優位になりやすい人は
スマホの待ち受けを赤ちゃんの写真にしてはいかがでしょうか。
私は子供がいるので実際にスマホの待ち受け画面を子供の写真にしています。
そしてスマホを見るとなんだかホッとするような気持ちになります。
私も少しは副交感神経が優位になっているのかもしれませんね。
④ラフターヨガ
あなたは「ラフターヨガ」という言葉は聞いたことはありますか?
「笑いヨガ」のことだそうです。
私は実際にラフターヨガはやったことはありません。
しかしそれに近い似たようなことは過去に受けたセミナーで体験したことがありました。
ラフターヨガは「わっはっは」「わっはっは」と笑い深呼吸も組み合われて行われるようです。
確かに「笑い」と「深呼吸」はどちらも副交感神経ですよね。
しかも私が過去のセミナーで実際にラフターヨガのようなものをやったときは
体がポカポカア暖かくなりました。
そして体の緊張も抜けた感覚でした。
このように副交感神経と笑顔や笑いは影響していると私は感じます。
さらに笑いすぎて涙が出ることもありますよね。
副交感神経は涙とも関りがあります。
この記事を読んでいるあなたは
毎日が忙しくてストレスで
笑っている暇もない方もいると思います。
やる・やらない
はあなたの自由です。
ただ、どこか頭の片隅にでもこのような知識を入れていただければ私は嬉しく思います。
