2022年12月22日
あなたは不安を感じてパニック状態になった経験はありませんか?
そして「どうしよう!!このままだとまずい!!」と焦る。
するとさらに不安が大きくなります。
このとき、体の変化も感じることでしょう。
- 心臓がバクバク
- 動悸がする
- 息苦しい
このように不安と同時に身体の急激な変わりよう。
「とても苦しい!しかしどうすればいいのやら・・・」
体と心のメカニズムを知ることで
「心身ともに生活しやすい状態」を目指しましょう!
この記事は約3分で読むことができますので最後までお付き合いくださいね。
不安対処のポイントは2つ
「感情を我慢しない」「体の感覚に意識を向ける」
私の整体院には不安でお悩みのお客様がたくさんいらっしゃいます。
そこでお伝えするのが
●日常的に「感情を我慢しないこと」
●急な不安を感じた場合は「体の感覚に意識を向けること」
この2つを指導しています。
なぜ日常的に「自分が感じた感情を我慢すること」が良くないのか?
私たちは毎日、たくさんの人と関わることで生活ができています。
そこで必ず生まれるのが「感情」。
いろいろな感情が子どものように表現できると身体は緊張せずに済むでしょう。
しかし大人になればすべての感情を相手に伝えられるわけではありませんよね。
つまり
- 筋肉の過度な緊張が起こる
- 筋肉の緊張は交感神経の働き
- 交感神経は「不安」を感じさせやすくする
このようなメカニズムにより不安が感じやすくなると考えられます。
例えばあなたが怒ったときのことを思い出してみてください。
怒り・イライラを感じた場合にあなたはどのような行動をしますか?
- 怒鳴る
- 大きな声を出す
- 物にあたる
- ドアを閉める力が強くなる
このように普段とは違う行動になるはずです。
そしてあなたの身体が求めている行動ができればスッキリした感覚を感じるでしょう。
しかし逆に体が求めている行動を我慢した場合はどうなるのでしょうか?
- 大きな声を出さないようにする
- 小さな声で話す
- ドアを優しく締める
以上のようにあなたのカラダが求めている行動を我慢する場合は真逆の行動をとることになります。
- 小さな声➡喉の筋肉を締め付ける
- ドアを優しく締める➡イライラエネルギーが体の中にたまる・スッキリしない
つまり
- 筋肉の緊張
- イライラエネルギーがたまっていく
以上のような状態になるのです。
これが毎日のように起こり積み重なれば「不安」を感じやすいカラダのできあがり。
これでは辛くなってしまいますよね。
そのために日常的に「日常的に感情を我慢する」ということはオススメしません。
しかし「全部の感情を出せるわけないじゃないか!」と感じているあなた。
そんな場合は何でも話を聞いてくれる人に話してみましょう。
こうすることで日常的な「不安」の対処になります。
なぜ急な不安を感じた場合は
「体の感覚に意識を向けること」がいいの?
「カラダの感覚に意識を向けること」は言い換えれば「今の状態に意識を向ける」
ということになります。
「今の状態に意識を向けること」ができると
「思考」が働かなくなります。
あなたが不安を感じているときには、頭の中で最悪の状況を考えていることでしょう。
- ○○になったらどうしよう・・
- もしも○○が起きたら・・・
以上のように「悪い未来をイメージ」するために頭を働かせています。
これが「思考」が働いているということ。
つまり不安を感じている時は頭がフル回転。
悪い未来をイメージするために思考を働かせます。
ここで「体の感覚に意識を向ける」という対処をとる。
すると急な不安を感じた場合は「悪い未来をイメージするための思考(不安)」を止めるきっかけ作りになるのですね。
まとめ
日常的に自分の感じたことを包み隠さず話すことが大切です。
しかし生活の中でいろいろな関係性があります。
そのため自分の感情を伝えることもできない相手もいるでしょう。
そんなときは同僚、家族、友人などあなたの話を聞いてくれる人に自分の感情を話してみることをお勧めします。
これが日常的に「感情を我慢しないこと」につながります。
さらに「体の感覚に意識を向ける」ということは
「思考(不安)」を止める対処になります。
何度も繰り返してチャレンジしましょう。
安心して生活できる状態を目指しましょうね!
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