
なぜか不安を感じる。心臓がバクバクする。呼吸が浅くなり息が苦しく過呼吸になる。
このページを読んでいるあなたは、このような症状が同時にでた経験があるのではないでしょうか?
電車に乗ると・・・職場に行くと・・・あの人に会うと・・・
ある特定の状況になるとパニック症状が起こることもあります。
とても不安でどうしたらいいのか分からなくなってしまいますよね。 ここでは私が実際にパニック症状の方をみてきた経験から感じたことをお話ししていきます。
- 不安感と自律神経
- 感情とエネルギー
- 当院の整体施術法
1. 不安感と自律神経
まずは不安についてお伝えします。
不安とは交感神経が優位に働いている状態です。
交感神経が働くことで不安感に対して「闘争・逃走」しやすくするためと言われています。
例えばあなたが何かストレスを受けたとしましょう。
すると交感神経が働きそのストレスに打ち勝つために闘争(闘うこと)のできる体の状態にします。
またストレスから逃走するために逃げられる体の状態にします。
両方とも体を動かす必要があります。
そのため筋肉を緊張させます。
特に逃走反応には特徴があります。
ストレスから逃れるために、ストレスの対象が遠くにいても早く逃れる事が出来るように準備しようとします。
そのためいつもは気にしないような小さな事でもいちいち気になるようになります。つまり刺激(ストレス)に対して敏感または過敏になります。
例えば
あなたはアフリカの大自然で野生動物のツアーガイドをしています。
そして観光客は車の中からチーターやライオン、ゾウなどを観るツアーです。ちなみに車には窓は付いていないオープンカーです。
通常は動物と300m離れていれば動物から襲われる心配はありません。
しかし、あなたは働き詰めで交感神経がものすごく高ぶっています。
するといつもより不安を感じやすくなり倍の600m離れた所でも逃げれる準備を整えようとします。
いつもは気にならないことが気になりストレスも溜まっていきます。
2. 感情とエネルギー
不安とは感情です。
そして感情はエネルギーです。 つまり「不安=エネルギー」です。
エネルギーを外に出さないようにするのは筋肉です。
そのため交感神経が高まり続けると不安という感情エネルギーが湧きます。と同時に不安という感情エネルギーを表に出さないように筋肉をガチガチに緊張させます。
そしてエネルギーが体の中に留められなくなった結果がパニック症状です。
そのためパニック症状の人は日々湧き出たエネルギーを使わず限界まで我慢する傾向があります。
そのためには、まず体に余裕をつくる必要があります。
するとガチガチに緊張した筋肉に余裕が生まれます。
特にその中でも当院は下記の施術が大切だと感じています。
3. 当院の整体施術法
当院ではボキボキッと、やるような整体ではありません。
基本的にソフトな施術です。
あなたの体の状態により必要な刺激量が変わります。
緊張している筋肉をガツガツ揉んだりすることで緊張感が強くなってしまうことがあります。
しかし筋肉が使えていない場合は強い刺激を入れて最適な筋肉の緊張に調整することもあります。
あなたの体に合わせた施術を行います。
当院では自律神経はもちろん東洋医学、解剖学、生理学、身体心理学、心理学などを研究し自律神経整体施術に取り入れています。
できるだけ体に負担がかからないよう体を改善させるためにあなたのお体をしっかり検査・チェックした上で最適な施術を行います。
1. 呼吸調整術
呼吸ができなければ酸素を取り込めません。酸素が、なければ神経が働けなくなります。そのため体の機能を十分に発揮できません。
逆にしっかりと呼吸ができれば神経が活性化しやすくなります。
酸素は自動車でいうガソリンですね。
酸素があれば体も動かしやすく、体の基礎が整います。
主にいくつかある呼吸筋の中でも特に大切な筋肉「横隔膜」の調整。
また肺が膨らみやすい状態にするため胸郭(胸筋)などあなたにとって一番呼吸を浅くさせている箇所を見つけて整えます。
当院ではじっくりと持続圧を使い呼吸筋の緊張感を緩和させます。
そして体が機能しやすい状態づくりを目指します。
2. 頭蓋骨調整
頭は膨らんだり元に戻ったりして常に動いていることは知っていますか?
頭蓋骨は23個の骨がパズルのように組み合わさり1つの頭がとなっています。
それらの骨が動き、頭全体が膨らんで、元に戻る。この動きをすることにより脳脊髄液を循環させます。
脳は脳脊髄液で満たされています。
そのため脳脊髄液は脳の疲労物質を運んでくれる役割があります。
自律神経は脳の脳幹という場所と関わりがあります。
そのため自律神経を整えるために頭蓋骨調整はとても大切な調整です。
当院では数百グラムの圧で頭蓋骨の調整をしますのでとてもソフトな調整術です。